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公的な機関と初の連携!2022年2月10日の訪問授業を振り返る

記事の概要

2022年2月10日(木)、やりたいこと支援サークル初の訪問授業が催されました。授業を実施した高校は、神奈川県立茅ケ崎西浜高等学校という場所です。この記事では、現在30回以上の授業開催を積み重ねてきたやりたいこと支援サークルの初回授業の概要を、簡単に紹介します。この授業の様子の一例が、授業依頼をご検討なさっている教育機関の方々にとって何らかの参考になれば嬉しい限りです。

今回授業を行ったのは、NPO法人バーチャルライツの創立者、すかねきさんです。

すかねきさんのTwitterアカウント:https://twitter.com/SUKANEKI_VRC

授業開催の経緯

そもそも、何故訪問授業を始めることになったのか。それは、情報収集するための環境に恵まれない中高生のやりたいこと探しを支援するためでした。

私たちはこれまで、中高生のやりたいこと探しを支援する活動を、オンラインコミュニティの運営を通じて1年間行ってきました。しかし去年の8月ごろ、私は自身の活動スタンス自体に問題があることに気がつきました。例えやりたいこと支援サークルに現在いるすべての中高生がやりたいことを見つけられたとしても、結局はコミュニティ内にいる少数の中高生しか支援できないことを悟ったのです。

オンラインコミュニティであるやりたいこと支援サークルにたどり着ける学生の多くが、情報収集の技術がある程度あり、一定の広い視野を持っている方です。私たちが本当に助けたい人である「コミュニティにたどり着く事すら難しいほど、狭い視野の中で苦しめられている中高生」を支援することが出来ないのです。

そこで私たちはその状況を打開すべく、訪問授業開催を目指すようになったのです。教育機関と連携を取ることで、やりたいことが見つかっていない中高生に直接アプローチすることが可能となり、より多くの本当に困っている中高生の方々を対象に活動していく事が出来るようになるのです。そのような経緯があって、私たちはこの時から教育機関の方々との連携に目を向けるようになったのです。

当日の授業内容

当日は、すかねきさんがこちらにあるような資料を駆使し「自分がやりたい事だった創作活動を起点にした、人生の歩み方」についての授業を、VRの話を踏まえながら高校1年生の方々に行いました。ただ資料を読み上げてプレゼンするという一方向の授業ではなく、途中のクイズの時間によって双方向のやり取りが生まれた授業だったこともあり、生徒の方々は終始楽しそうに授業に参加していました。

VR空間で話している人が、どんな人なのかを当てるクイズ。可愛らしい声で話していた人たちは実は男の人だったが、なんと授業に参加した過半数の学生が、見事に正解を選んだ。

授業後満足度1~5で表せるアンケートを取ったところ、平均満足度4.62を記録したため、開催した側にとっても授業を受ける側にとっても有意義な授業になったと思われます。

総評

授業後アンケートの一部分。13人中12人の方が、またすかねきさんの授業を受けてみたいと感じた模様。

以上のように、今回の訪問授業は総合的に良い盛り上がりを見せて終わりました。開催に協力して下さったすかねきさんと茅ヶ崎西浜高等学校の教員の方々、そしてなによりこの授業を受けてくださった生徒の方々には感謝しかありません! 

この授業に関わらず、私たちは様々な中高等学校にて、自分なりの生き方探しや視野広げに関する授業を今も開き続けています。無料での授業開催やオンラインでの授業開催などは勿論、授業以外の形での講演のご依頼なども可能ですので、教育関係者の方は是非、こちらのページをご参照ください!

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