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最新の活動報告

140名以上がリアルタイム参加!2021年開催「デジタルな世界の面白さを学べる会」振り返り

イベントの概要

2021年11/14(日)の夜、私たちは「デジタルな世界の面白さを学べる会」という中高生向けのLTイベントをYouTubeにて開催しました!具体的な内容は、ITやプログラミングに関する様々な技能や実績を持っているメンター達が、継続して楽しんでいる趣味や自分の好きなこと、および仕事の面白さを語るというものでした。
そしてこのイベントは、こちらからアーカイブ動画をご視聴いただけます。

このイベントの最大の特徴は、何と言ってもやりたいこと支援サークル史上最多の参加者の方々にお集まりいただけた点にあります。具体的には、生放送をご視聴くださった方の人数は約140名を超えており、年齢を問わず多数の方々からご好評のイベントとなりました。この記事では、そんなイベントのアーカイブ動画の視聴を迷っている方向けに、イベントの登壇者や当日の様子をお伝えします。アーカイブ動画は2時間という長丁場の動画となっていますが、これを機に、ご自身が興味のある方の登壇箇所だけでも、ご閲覧なさってみてください。

イベントのタイムスケジュール

まずは、イベントのタイムスケジュールをお伝えします。

  • 20:00~20:10:オープニング
  • 20:10~20:30:ゆう「ゲームを作る道〜成績最下層が目を輝かせたきっかけ〜」
  • 20:30~20:50:すかねき「バズワードに釣られず本質を楽しむ方法と進路へのつなげ方」
  • 20:50~21:10:megumish「プログラマー以前~プログラマーにならずにプログラミングを楽しむ方法~」
  • 21:10~21:30:もりくらげ「PCで遊ぼうという話」
  • 21:30~21:50:uchan「OSを手作りするという趣味と仕事」
  • 21:50~22:00:クロージング
    *Youtubeのアーカイブ動画では、概要欄よりお好みのセクションまで動画をスキップすることができます。

こちらにある通り、1人あたり20分の持ち時間の中で、それぞれの登壇者の方々がご自身の見てきた世界の魅力を語りつくしてくれました。また、どのメンターの方もイベント中のコメント・ご質問を全て回答しつくしてくれました。

登壇したメンターと、発表内容の紹介

次に発表順で、5人の発表者とその発表内容を簡単にご説明します。

ゆう「ゲームを作る道〜成績最下層が目を輝かせたきっかけ〜」

登壇者:ゆう
紹介:ゲーム制作団体、スタジオルミナスの代表。中学生時代の頃から、仲間と共にゲーム制作を続けている。
発表内容:自分なりの生き方の見つけ方を、自身が学生時代、ゲーム制作に興味を抱いていった過程を踏まえて語ります。最初は勉強が苦手なゲーム好きの子供だったゆうさんが、良き同志や先生との出会いを経てゲームクリエイターとして他者を笑顔にする生き方を貫くようになるという物語は、特にゲーマーの方は必見です。

すかねき「バズワードに釣られず本質を楽しむ方法と進路へのつなげ方」

登壇者:すかねき
紹介:NPO法人「バーチャルライツ」を創立、そして運営している大学生。また、2019年には経済産業省後援のITのモノづくりコンテスト、未踏ジュニアにてスーパークリエイターにも認定された事があり、開発者としての一面も持っている。
発表内容:当時話題だったメタバースを題材に、流行につられず物事を正しくとらえ、色々な分野を正しく楽しむ方法を語ります。お話の後半では大学受験でのAO入試への挑み方のアドバイスも共有してくれているので、進路を考えている中高生の方にはお勧めできる内容となっています。

megumish「プログラマー以前~プログラマーにならずにプログラミングを楽しむ方法~」

登壇者:megumish
紹介:ソフトウェアエンジニア経験が2年ほどある方。ハッカーが腕を競うコンテストの一種であるCTFに、何度か出場した経験がある。
発表内容:自身のCTFの競技経験を元に、スポーツとしてのプログラミングに打ち込むことの楽しさを語ります。発表の序盤で初学者の方向けの丁寧な説明もあるので、競技系のプログラミング自体を知らないという方に対しても、お勧めできる内容です。

もりくらげ「PCで遊ぼうという話」

登壇者:もりくらげ
紹介:2019年に未踏ジュニアスーパークリエータに認定された、通りすがりの大学生。
発表内容:ゲーム制作・モデリング・プログラミング。様々な形でモノ作りを楽しんできた経験を踏まえ、ラフなモノ作りの素晴らしさを語ります。プロの作品ばかりを目にすることの多い現代ですが、そのプロたちも初めから完ぺきな作品を作れたわけではありません。失敗を恐れるため、中々モノ作りに取り掛かれない方にはお勧めの動画です。

uchan「OSを手作りするという趣味と仕事」

登壇者:uchan
紹介:サイボウズ・ラボの研究員で、『ゼロからのOS自作入門』の著者でもある方。OS自作の他に電子工作にもかなり関心がある方で、自身が運営する『uchanの電子工作ラボ』では、来客者に電子工作のいろはを教えている。
発表内容:OS(オペレーション・システム)制作を通じて人生を闊歩してきた経験を元に、何かに打ち込んでみる事のすばらしさを語ります。学生時代に興味を持った技術書の著者の方に直接コンタクトを取るなど、数々の勇気溢れる行動に驚かされ、そして勇気をもらえること間違いなしのトークとなっています。

まとめ・苦難の末の大盛況

以上のように、大変華やかなイベントとなった「デジタルな世界の面白さを学べる会」ですが、これを企画するにあたっては、主に2つの壁がありました。

第一の関門は協力者集めでした。中高生の方々にとって本当に参考になるLT会を開くためにも、私は信頼できる登壇者を探す必要がありました。これは一般の高校生には非常に難しい課題でしたが、幸い私は過去にゲーム制作のコンテストで賞をとった経験があり、そこでの繋がりを活かして様々な大人や大学生の方々からお力添えをいただくことができました。今回のイベント企画に協力してくださっている登壇者の方々には、改めて感謝しかありません!

しかし、一難去ってまた一難。今度はイベント情報の拡散という壁が立ちはだかりました。これほどの規模のイベントを開くからには、やはり当日は多くの方々に来ていただきたいものです。SNSだけでは私の発信力があまり無いこともあり、今回のイベント開催には拡散が足りないのではないかと懸念していました。そこで私は、メインターゲットである中高生の方々に直接イベント情報を届けるため様々な中/高等学校に告知協力を募ることにしました。自分と全く接点のない学校に「学生主催のLTイベントやるので、告知協力お願いします!」と言っても、やはり取り合ってくださる場所は少ないと予想されたので、今回は別のルートで告知協力をお願いすることにしました。具体的には、日本中の教員や校長の方々が集まるzoom会に特別に招待していただき、そこで告知協力を募りました。その結果、何と約20名の教育関係者の方々が、所属している学校にて直接イベント告知をしてくれると告知協力を約束してくれました!そのような経緯もあって、当日の参加者が100人を超えたのも、教員の方々のご尽力によるところが大きかったと思っております。

このように色々な苦労はありましたが、それでもなんとか苦難を乗り越え、入念な準備の元イベント情報を解禁することが出来ました!そして、そんな知見溢れるイベントだったこともあってかイベント中・およびイベント終了後に、参加者の方々から数々の前向きな感想をいただくことが出来ました!ここに感想の一部を記載します。

・学生の自分からするととてもいい話だと思いました!ありがとうございます!
・(LTの内容に対して)下手でも楽しければいいっていう考え方はどんな分野においても大事だよね.上を目指しちゃうと楽しいことも楽しめなくなる.
・ありがとうございました。とてもいい機会でした。

参加してくださった方の多くにとって、今回のイベントは好評だったようです。このイベントの開催にご尽力して下さったゆうさん、すかねきさん、megumishさん、もりくらげさん、uchanさん、そして何よりご参加くださった方々に、最大限の感謝を表させていただきます。そして、この記事を最後まで読んでくださった方も、ぜひこのイベントのアーカイブ動画を、記事冒頭のYouTubeのリンクよりご視聴してみてください。

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